Guide
はじめてのマルシェ出店ガイド
2026/09/01 更新
はじめての出店で不安なのは、たいてい金額ではなく「当日なにが起きるか分からない」ことです。 何時に行けばいいのか、何を持っていけばいいのか、売れなかったらどうするのか。 このページでは、イベントの選び方から搬入・設営・撤収までを、 マーケットを運営している側から見た順番でまとめました。
最初にお伝えしておくと、初回でうまくいかないのは普通のことです。 売れ行きより「次にどうするか分かった」ほうが収穫として大きいので、 まずは1回出てみることを目標にしてください。
1. 出るイベントを選ぶ
最初の1回は、家から近く、出店料が抑えめで、申込が先着順のイベントが選びやすいです。 遠方だと搬入だけで消耗しますし、審査のあるイベントは作品の写真を用意する手間がかかります。
当サイトに掲載しているイベントのうち出店料が公開されているのは183件で、 そのうち115件が3,000円以下の区画を用意しています。 価格帯の詳しい分布は出店料の相場にまとめています。
売るものによって向いている市が違います。不要品を売るならフリーマーケット、 自分で作ったものを売るなら手づくり市・クラフト市が入口になります。 種類ごとの違いはよくある質問でも説明しています。
もうひとつおすすめしたいのが、申し込む前に一度その市を見に行くことです。 どんなお客さまが来ていて、どのくらいの価格帯のものが並んでいるのかが分かると、 持っていくものの見当がつきます。同じ会場の次回開催は、各イベントページの会場名から確認できます。
2. 申し込む
申込方法はイベントによって異なり、主催者のフォーム・メール・電話などがあります。 当サイトの各イベントページから、主催者の申込ページへご案内しています。
申込のときに必ず確認しておきたいのは次の4点です。
- 区画の広さ(持っていく什器が収まるか)
- 車を横づけできるか(車出店か、駐車場から手で運ぶ手持ち出店か)
- 販売できるもの・できないもの(仕入れ品や食品の扱いは市によって大きく違います)
- 雨天時の扱いとキャンセル規定(中止の判断がいつ出るか、出店料は返るか)
中古品の販売で古物商許可が必要になる場合や、食品の販売で営業許可・届出が必要になる場合があります。 扱う品物によって判断が変わるので、迷ったら主催者と所轄(警察署・保健所)にご確認ください。
3. 前日までに用意する
無いと困るもの
- 釣り銭
- 千円札と小銭。開始直後は大きなお札を出されることが多く、両替できる場所がない会場もあります
- 値札
- 声をかけずに値段が分かることが、手に取ってもらう最初の条件になります
- 敷物・テーブル
- レジャーシートだけでも成立します。地面に直接置かないだけで印象が変わります
- 袋
- 購入品をお渡しする袋。割れ物を包む紙もあると安心です
- 筆記用具とテープ
- 値札の書き直し、値下げの表示、応急の補修に使います
あると楽になるもの
- キャリーカート
- 手持ち出店では駐車場から会場まで自分で運びます。往復の回数が変わります
- タープテント・重り
- 屋外の夏と雨天では体力の消耗が変わります。会場の指定を必ず確認してください
- 小さな椅子
- 開催時間は数時間あります。立ちっぱなしは想像より疲れます
- 飲み物
- 会場に売店がないことがあります
- 予備の敷物やビニール
- 雨が降り出したときに商品を守れます
荷物は「1回で運べる量」を上限にすると、当日が驚くほど楽になります。 商品を持っていくほど売れるわけではなく、 並べきれない量を持ち込むと、設営に時間がかかったうえに売り場が窮屈になります。
4. 当日の流れ
多くのイベントは「受付・搬入 → 設営 → 開催 → 撤収」の順に進みます。 設営の時間は開始の1〜2時間前に設定されていることが多く、遅刻すると区画に入れないこともあります。時間には余裕をもってお越しください。
- 受付
- 主催者の受付でブース番号を確認します。当日払いのイベントはここで出店料を支払います
- 搬入・設営
- 荷物を区画へ運び、敷物・テーブル・商品を並べます。慣れないうちは想像の1.5倍かかります
- 開催
- 開始直後と昼前後に人が増えることが多いです。この時間は売り場を離れないほうが安心です
- 撤収
- 商品を片付け、区画を元に戻します。ごみと売れ残りはすべて持ち帰るのが原則です
5. 売り場をつくる
運営側から見ていて、足が止まる売り場にはいくつか共通点があります。
- 値段が見える。値札がないと、声をかけないと買えない売り場になります
- 高さがある。地面に平置きだけだと、通りがかりの視線に入りません。箱や台で段差をつくるだけで変わります
- 詰め込みすぎない。並べる数を減らしたほうが1点ずつが見えます
- 何の店か分かる。手書きの1枚でも、扱っているものが書いてあると立ち止まってもらえます
値付けは、初回は近い価格帯の出店者の様子を見て次回に活かすのが確実です。 その場で値下げするかどうかは自由ですが、 先に買ってくださった方のことを考えると、下げ幅と時間帯は決めておくと迷いません。
6. 終わったあとに振り返る
出店が終わったら、何が売れて何が売れなかったかを簡単でいいので記録してください。 天気・客層・自分の売り場の位置もあわせて残しておくと、次に出るイベントを選ぶときの材料になります。 回数を重ねている出店者ほど、この記録を持っています。
同じ市に続けて出るのも有効です。顔を覚えてもらえると、 次の開催を楽しみに来てくださる方が生まれます。
次に読む
- マルシェの出店料の相場はいくら?(掲載データから集計しています)
- よくある質問(持ち物・資格・キャンセルなど)
- 全国のイベントを探す
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